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第20回
アプリで簡単継続!スマホ時代の新しい健康管理

例えば何かを覚えようとするとき、ひたすら紙に書いたり呟いたりするよりも、動画を見たりゲームを利用して学ぶ方が格段に覚えやすく続けやすい。視覚効果が強くゲーム性の高い学習用アプリが次々に開発されているのもその所以だろう。同様に、健康管理という側面からもこのようなアプリは最適である。血圧を毎日記録しようとするとき、手帳などに記入し続けるよりも視覚的に動きのあるスマホのアプリを利用した方が楽しく続けられるという話を耳にする。健康管理も勉強同様に続けることが大事であり、方法にこだわる必要はない。スマホ時代に相応しい健康管理アプリについてご紹介する。

  • (出典:photo AC

  • 血圧や体重の変化をアプリで簡単に記録

    (出典:Appliv

    ある程度の年齢になると誰しも気になるのが血圧ではないだろうか。降圧剤を服用している方は医師に朝晩の血圧測定をするように言われている方も多いことだろう。しかし、患者が実際に計測するかどうかは微妙である。子供のころの夏休みの宿題のように、病院に行く前の日に適当な数値を書き込むなどという方も少なからず存在する。しかし、当然、医師はその数値をもとに血圧を管理する。


    そうした人たちにおすすめなのが、血圧管理アプリだ。さまざまな会社から多くの種類が出ている。例えば、「血圧ノート-血圧変化をスマホで記録!グラフ化も簡単-」というアプリがある。このアプリは血圧・脈拍・体重・体脂肪を一元に管理する。数値を入力することにより、自動的にグラフと統計が出る仕組みだ。また、血圧が目標数値外の値を示した場合はアイコンで警告してくれる。入力した数値をもとに、グラフや統計が自動的に作成されるので、体調の変化が一目でわかる。記録することはもとより、自己管理にはもってこいのアプリだ。

  • 生活習慣病を自己管理、そして医師との共有

    (出典:Welby

    次にご紹介したいのが、「Welbyマイカルテ」だ。このアプリは糖尿病や生活習慣病の患者の自己管理をサポートする。さまざまな他のアプリと連動し、自己管理をすることができる。例えば、血糖値・血圧・体重の数値や毎日の食事内容を記録する。行動・運動・体重・血圧・血糖・薬・食事などをトータルで管理し、グラフや表にする。データは医療機関との共有も可能だ。自己管理が欠かせない方にはぜひおすすめしたいアプリだ。患者自身の行動改善につながるとともに、適切な治療のための指標ともなる。

  • 健康への関心に比例して、増え続ける医療アプリ

    医療関連のアプリは、いまや10万種を超えるともいわれている。そして、そのユーザー数も5億人に近いと言われている。これは、多くの人が健康に関心を持っているという表れであり、また、アプリの手軽さ・使いやすさの表れでもある。現在、健康管理系アプリで多くのダウンロード数を維持しているものは、血圧や体重などといった一般の方が家庭で計測したり記録できたりするタイプのものが大半である。今後、医療機関や製薬会社など専門の機関とアプリ開発会社の共同研究などにより、特定の疾患を持つ患者の健康管理に役立つアプリの増加に期待が寄せられている。

 
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