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ローカル使用可!医師向け添付文書アプリを比較

医療裁判で判決の行方を左右することもある添付文書。薬を処方する際は神経を尖らせている医師も多く、更新情報も含めて確認する機会は多い。そこで、今回は手元の端末で素早く検索できる環境を整えるため、医師に人気の添付文書検索アプリを2点ご紹介する。

  • 添付文書の人気アプリ その1『EPIONE薬辞典』

    こちらの「EPIONE(エピオネ)薬辞典」は、リクルート株式会社が発表している無料の添付文書検索アプリだ。アプリ内のデータは、データインデックス株式会社と株式会社薬事日報社から提供を受けている。利用にあたっては個人情報の入力を求められるため、メールアドレスをはじめ入力情報は慎重に選択したい。

    クイック起動や検索予測に力を入れており、動作の快適さには定評がある。膨大な情報を含む添付文書において、読みたい部分だけに絞る目次機能も搭載。同一成分の先発・後発薬を一覧で見る際は、薬価も表示されるため比較しやすい。また、持参薬の識別に役立つ裸錠や包装画像も充実。在宅や一包化で有用な識別コードからの検索にも対応している。

    更新は月に1度程度のため、情報の同期に遅れが生じる。また、約65MBのメモリを要すことから、インストール前には端末のメモリ残量を確認しておきたい。更新による起動の遅れを回避したい場合は、始業前に1度立ち上げて更新を確認するといいだろう。

  • 添付文書の人気アプリ その2『添付文書Pro』

    こちらの「添付文書Pro」は、総合医療メディアを展開する株式会社QLifeが提供している無料の添付文書検索アプリ。検索画面の下部には、広告が含まれる場合がある。本使用にあたっては医療者承認が必要である。

    添付文書データは、独立行政法人 医薬品医療機器総合機構が公開しているデータに基づいており、データベースが毎日更新される。そのため情報に遅れが生じにくく、信頼性が高い。ただし、更新には時間を要すため、こちらのアプリについては必ず始業前に更新作業をしておく必要がある。

    機能面においては、一般的な検索のほか、40万人のレセプトデータに基づく処方ランキングを参照できる点が特徴的。そこでは疾患ごとの処方実績に基づいた検索が可能だ。

    インストールにあたっては、約1.5GBを20分ほどかけてダウンロードするため通信やメモリ残量などに注意が必要となる。また、ダウンロード時に起こるエラー効策のひとつとしては、SDカードなどの外部ストレージではなく本体にインストールするという手段を利用者が挙げているので参考にしたい。

  • まとめ

    いつでもどこでも、素早く添付文書を参照するためには、ローカルでも動くモバイルアプリは最適な選択肢と言える。実際に試して、データの充実度や表示デザイン、操作方法などがしっくりくるものを選びたい。

SAJP.SA.18.06.1421
 
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