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高度救命救急センターで活躍する中尾篤典先生が、 現場で目撃した驚きの症例や意外な「救急あるある」を、 さまざまな医学論文をひもときながらご紹介します。 |
マラソンを趣味にしている医師をたまに見かけますし、私も時々ジョギング程度のランニングをします。汗をかくことは確かに気分がいいですが、マラソン大会の日に勤務する救急医としては、ランニングが本当に健康にいいのか、少し疑問に思うことがあります。マラソン中に危険な状態はどのくらいの頻度で起こっているのでしょうか。
辛い物の代表格である唐辛子の辛味成分は「カプサイシン」であり、その名称はギリシア語の「咬む」という意味をもつ「kapso」に由来するそうです。私は確かに激辛の食べ物を口に入れると咬まれたような鋭い痛みを覚えます。今回はそのカプサイシンについてのお話です。
救命救急センターでは、大量出血などのために緊急で輸血することが多々あります。救命救急と血液は、切っても切れない関係です。私も頑張って献血をしており、献血回数はすでに150回を超えています。輸血で大量に血液を使う罪滅ぼしといったところでしょうか。
2020年から2021年の年末年始は、新型コロナウイルス感染症の流行拡大の影響で休みが1日もありませんでした。私に限らず、今年は多くの医療者が似たような状況だったのではないでしょうか。
動画
【特別講演】こんな患者さんが来たときどうしよう? ~興奮している患者さん編~
興奮(Agitation)している患者さんをどのように診られていますか?救急医の視点からこのような患者さんを診る際の5つのポイントを具体的な対応方法や患者さんタイプの事例を交えてご講演いただきました。
救命救急センターには、医療機関を受診せずに重症化してしまった患者さんが搬送されてくることがあり、「なぜ、もっと早く来てくれなかったのか」と思うことがよくあります。
術後の患者さんが病棟で、チューインガムをくちゃくちゃ噛んでいる――。そんな姿を見たら、皆さんはどう感じられますか。日本ではあまりみられませんが、欧米では術後にチューインガムを噛む患者さんをよく見かけました。
救急搬送されてくる中には、あまり歓迎されない人たちがいます。その代表は急性アルコール中毒の患者さんでしょう。泥酔して暴れるため、外傷患者の脊椎を固定・保護するためのバックボードにガチガチに固定して搬送されてくることもあります……
2019年5月23日の神戸新聞に、大変興味深い記事が掲載されました。ある日の夜、酒を飲んで車を運転し自損事故を起こした男性が、逮捕されたそうです。その男性は、逮捕時に「自分は特異な体質で、緊張したりすると体内からアルコールが出る。以前、医師にそう言われた」と供述し、アルコールを飲んだことを否認したそうです。
夏を代表する花木の1つに、キョウチクトウ(夾竹桃)があります。別名「半年紅」とも呼ばれ、初夏から10月ごろにかけて、ピンクや白などの見事な花を咲かせます。
「青い薬を飲んだら、新聞が青っぽく見えるようになった。何か悪いことが起こっているに違いない」。ある日、そう言って救急外来に患者さんが駆け込んできました。
救急搬送がほとんどなく、穏やかな夜に「今日は静かだねえ」などと言うと、看護師さんから「先生、そんなこと言うと忙しくなる!」と叱られます。いわゆる迷信やジンクスと片付けがちですが、岡山県の倉敷中央病院では……
「嘘ついたら、針千本、飲ます」という指切りの歌があります。「まさか針を飲ませるなんて」と誰もが思いますが、救急外来には、実際に針を飲み込んだ人が運ばれてきます。そのほとんどは、精神疾患をかかえた患者さんで……
今でも、救急外来にはときどきフグ中毒の患者さんが運ばれてきます。厚生労働省の最近の統計によると、年間に約30件のフグ中毒が発生しており、患者数は約50人、死亡する患者さんも数人いるようです。
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