糖尿病注射薬の導入に新たな選択肢「ソリクア配合注ソロスター」
(2020/03)
2020年3月に持効型溶解インスリン製剤及びGLP-1受容体作動薬の配合製剤「ソリクア配合注ソロスター」が製造販売承認されました。ソリクアは、日本人の2型糖尿病の病態を考慮し日本独自の配合比で開発された薬剤であり、新規で糖尿病注射剤を導入する患者及び持効型溶解インスリン製剤から切り替える患者両者に対し、1日1回の投与で空腹時血糖と食後血糖を同時にコントロールし、HbA1cを改善することを目指して開発された薬剤です。日本人2型糖尿病の病態とソリクアの臨床試験の結果について横浜市立大学大学院医学研究科 分子内分泌・糖尿病内科学 教授 寺内 康夫 先生よりご紹介いただきます。