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スクリーニング前に 1 年間以上、米国糖尿病学会の基準に基づいて 2 型糖尿病の診断をくだされており、スクリーニング前に 6 ヵ月以上、経口糖尿病治療薬投与や何らかのインスリン療法を受けている血糖コントロールおよび教育のため入院した 2 型糖尿病患者 30 例
2 投与群、2 投与期間、2 投与順ランダム化単施設クロスオーバー試験入院後、強化インスリン療法、または BOT に変更をし、安定した血糖値が 10 日間以上得られるまでインスリン用量を調節し、5 日 間の CGM を測定、同単位で切り替え、3~4 日のウォッシュアウト期間の後、5 日間の CGM を測定し、連続した中 3 日間の CGM データを解析した。
目標血糖範囲 70~180mg/dL と、低血糖域70mg/dL 未満の時間の割合
<3 日間の連続した CGM データに基づく下記項目 >
24 時間、夜間(0:00~6:00)、午前中(8:00 ~12:00)、午後(12:00~24:00)の平均血糖値
24 時間の CV 値・M 値
重症低血糖域 54mg/dL 未満の時間の割合
夜間(0:00~6:00)における低血糖域 70mg/dL 未満、高血糖域 180mg/dL 以上の時間の割合
MAGE(日内変動)
MODD(日差変動)
CV:coefficients of variation
MAGE:mean amplitude of glycemic excursion
MODD:mean of daily difference
全体(n=30) | ランタス XR→インスリン デグルデク群 (n=15) |
インスリン デグルデク→ランタス XR 群 (n=15) |
|
年齢(歳) | 69.5±11.3 | 71.1±9.2 | 67.9±13.2 |
糖尿病罹患期間(年) | 18.3±11.3 | 18.5±10.4 | 18.1±12.5 |
男性、n(%) | 18(60.0) | 8(53.3) | 10(66.7) |
BMI(kg/m2) | 24.6±4.8 | 25.3±4.8 | 24.0±5.0 |
HbA1c(%) | 8.2±1.9 | 8.5±2.2 | 8.0±1.5 |
S-CPR(ng/mL) | 1.8±1.7 | 1.9±1.8 | 1.8±1.6 |
eGFR(mL/min/1.73m2) | 67.9±22.7 | 66.6±25.0 | 69.1±20.8 |
S- アルブミン(g/dL) | 3.7±0.5 | 3.8±0.5 | 3.7±0.5 |
BMI=肥満度指数、HbA1c=糖化ヘモグロビン、S-CPR=血清Cペプチド
免疫反応性、eGFR=推定糸球体濾過速度、s-アルブミン=血清アルブミン
数値は平均±SDで表す。
ランタス XR | インスリン デグルデク |
|
目標血糖域 70~180 mg/dL の時間の割合の平均(%) |
77.8±19.2 |
76.9±18.3 |
高血糖域 180 mg/dL 以上の時間の割合の平均(%) |
20.9±19.0 |
17.7±18.3 |
24 時間の SD(mg/dL) | 36.3±11.7 | 38.9±11.7 |
24 時間の M 値 (目標血糖値 100 mg/dL) |
10.1±9.0 |
10.0±9.1 |
24 時間の CV(%) | 25.0±6.3 | 28.9±7.1 |
00:00~6:00 の CV(%) | 13.9±6.5 | 18.5±9.5 |
MAGE(mg/dL) | 91.5±27.2 | 92.4±24.6 |
MODD(mg/dL) | 22.5±8.7 | 27.6±9.8 |
SD=血糖値の標準偏差、CV=変動係数、MAGE=平均血糖変動幅、
MODD=日差の平均値。数値は平均± SDで表す。
ランタス XR | インスリン デグルデク |
|
24 時間の平均血糖値(mg/dL) | 144.4±36.3 | 134.3±26.5 |
00:00~6:00 の 平均血糖値(mg/dL) |
113.9±28.3 |
101.8±34.4 |
8:00~12:00 の 平均血糖値(mg/dL) |
166.8±38.7 |
154.7±41.1 |
12:00~24:00 の 平均血糖値(mg/dL) |
156.2±33.3 |
148.1±32.9 |
朝食時の食前血糖値(mg/dL) | 122.2±22.2 | 111.1±30.5 |
昼食時の食前血糖値(mg/dL) | 141.3±28.1 | 129.5±25.5 |
夕食時の食前血糖値(mg/dL) | 136.7±28.3 | 126.1±34.1 |
低血糖域 70mg/dL 未満の時間の割合の平均(%) |
1.3±2.7 |
5.5 6.4* |
重症低血糖域 54mg/dL 未満の時間の割合の平均(%) |
0.04±0.18 |
1.8±3.0 |
夜間低血糖域 70mg/dL 未満の時間の割合の平均(%) |
1.1±2.4 |
4.2±5.8 |
数値は平均± SDで表す。
*P=0.002 student-t検定
ランタスXRとインスリン デグルデクを同単位(平均12.4単位)で有効性・安全性の比較検討を行った場合、同程度の血糖降下作用を示しながら、低血糖発現頻度はランタスXRで低いことが示された。
主要評価項目である“低血糖域70mg/dL未満の時間の割合”では、ランタスXR群が1.3 ± 2.7%、インスリン デグルデク群が5.5 ± 6.4%であり、ランタスXR群で有意に低いことが示された。
血糖変動指標として、日内の変動指標の1 つである24時間・夜間のCV(変動係数)、そしてMODD(日差変動)では、ランタスXR群で小さいことが示された。
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