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製品関連のよくあるご質問と回答

製剤

  • Q
  • 貯法は?

A.

室温保存

※引用文献:
1)アラバ IF:Ⅹ.管理的事項に関する項目 「3.貯法・保存条件」

安全性

  • Q
  • 禁忌とその理由は?

A.

1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2.妊婦、妊娠している可能性のある婦人又は授乳中の婦人[「6.重要な基本的注意」]
3.慢性肝疾患のある患者[副作用が強くあらわれるおそれがある。]
4.活動性結核の患者[症状を悪化させるおそれがある。]
<解説>
1.過敏症に対する一般的な留意事項として記載。また、海外の臨床試験において、アナフィラキシー反応が1例報告されているため。
2.動物実験で、催奇形性作用および授乳期間中に出生児に毒性が認められているため。
3.本剤の活性代謝物A771726は、肝代謝及び胆汁を介して排泄されるので、慢性肝疾患のある患者ではA771726の代謝排泄が遅れ、その結果副作用が強くあらわれるおそれがある。
また、本剤の重大な副作用として肝障害があり、海外での市販後にごくまれに致死的な肝不全、急性肝壊死が報告されている。一般的に慢性肝疾患のある患者では、症状の悪化を含む有害事象の発現頻度が増加する可能性が考えられる。
4.市販後に本剤による副作用として結核が報告されているため。

※引用文献:
1)アラバ IF:Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目 「2.禁忌内容とその理由(原則禁忌を含む)」
  • Q
  • 過量投与時の対応は?

A.

徴候、症状:過量投与(初期投与量の2~3倍量、又は通常の維持量の2~10倍量を数週~数ヵ月間等)により、腹痛、下痢、軟便、嘔気・嘔吐、口内炎、ALP 上昇、γ-GTP上昇、白血球減少症、貧血、頭痛、そう痒、湿疹、蕁麻疹、体重減少、無力症が発現したとの報告がある。
また、外国人健康成人男子における1日1回100mg、14日間反復経口投与試験において、10例中2例に肝機能検査値上昇が報告された。
処置:薬物除去法を施行する。

※引用文献:
1)アラバ IF:Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目 「13.過量投与」

特定の背景を有する患者

  • Q
  • 腎機能障害患者に投与するときの注意は?

A.

腎障害のある患者[副作用の発現を助長するおそれがある。]
<解説>
腎障害患者での用法用量を定めるための十分なデータは得られていないが、健康成人の遊離型血漿中A771726の割合が約0.6%であるのに対し、血液透析・CAPD が施行されている慢性腎不全患者では、遊離型血漿中A771726の割合が約1.5%と、およそ2倍に増加したとの報告がある。

※引用文献:
1)アラバ IF:Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目 「5.慎重投与内容とその理由」
  • Q
  • 肝機能障害患者に投与するときの注意は?

A.

【禁忌(次の患者には投与しないこと)】:慢性肝疾患のある患者[副作用が強くあらわれるおそれがある。]
<解説>
本剤の活性代謝物A771726は、肝代謝及び胆汁を介して排泄されるので、慢性肝疾患のある患者ではA771726の代謝排泄が遅れ、その結果副作用が強くあらわれるおそれがある。
また、本剤の重大な副作用として肝障害があり、海外での市販後にごくまれに致死的な肝不全、急性肝壊死が報告されている。一般的に慢性肝疾患のある患者では、症状の悪化を含む有害事象の発現頻度が増加する可能性が考えられる。
慎重投与(次の患者には慎重に投与すること):肝疾患の既往歴のある患者[副作用の発現を助長するおそれがある。]

※引用文献:
1)アラバ IF:Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目 「2.禁忌内容とその理由(原則禁忌を含む)及び5.慎重投与内容とその理由」
  • Q
  • 小児への投与は?

A.

18歳未満の患者に対する安全性は確立していない。[使用経験がない。]

※引用文献:
1)アラバ IF:Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目 「11.小児等への投与」

治療

  • Q
  • 効能又は効果は?

A.

関節リウマチ

※引用文献:
1)アラバ IF:Ⅴ.治療に関する項目 「1.効能又は効果」
  • Q
  • 用法・用量は?

A.

通常、成人にはレフルノミドとして1日1回100mg錠1錠の3日間経口投与から開始し、その後、維持量として1日1回20mgを経口投与する。また、1日1回20mgの経口投与から開始することもできる。なお、維持量は、症状、体重により適宜1日1回10mgに減量する。

※引用文献:
1)アラバ IF:Ⅴ.治療に関する項目 「2.用法及び用量」

薬理・薬物動態

  • Q
  • 作用機序は?

A.

本剤の活性代謝物A771726は、de novoピリミジン生合成に関与する酵素ジヒドロオロテートデヒドロゲナーゼ(DHODH)を標的分子とし、同酵素活性を阻害する。
また、in vitro試験において、A771726は、フィトヘマグルチニン(PHA)刺激によるヒト末梢血T細胞のピリミジンヌクレオチド濃度の上昇、リポ多糖(LPS)刺激によるマウス脾細胞の増殖を抑制する。
以上のことから、本剤の関節炎モデルにおける薬効や免疫異常を改善する作用には、DHODH活性阻害によりde novoピリミジン生合成が抑制され、de novo経路からのピリミジンヌクレオチドの供給に依存している活性化リンパ球の増殖が抑制されるという機序が関与していると考えられる。

※引用文献:
1)アラバ IF:Ⅵ.薬効薬理に関する項目 「2.薬理作用」
  • Q
  • 代謝酵素は?

A.

本剤及び本剤の活性代謝物A771726は、主に代謝酵素CYP3A4により代謝されるが、他のP450分子種も活性を有する。
活性代謝物A771726は、CYP2C9を阻害する

※引用文献:
1)アラバ IF:Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目 「7.相互作用」
  • Q
  • 本剤の排泄部位・経路、排泄率は?

A.

排泄部位:糞中及び尿中、排泄率:外国人健康成人男子3例に14C-レフルノミド100mgを単回経口投与した結果、投与後28日までの尿中累積放射能回収率は42.8%であり、糞便中からは48.2%回収された。
尿中及び糞便中に未変化体は存在しなかった。

※引用文献:
1)アラバ IF:Ⅶ.薬物動態に関する項目 「6.排泄」

2018年10月作成
SAJP.LEF.18.09.2369