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川添哲嗣の薬剤師の在宅業務Q&A

川添哲嗣先生が、薬剤師の在宅業務のいろはを伝授します。
訪問指導をこれからはじめられる先生、ご興味がある先生に。

担当している在宅患者さんの認知機能が低下してきているような気がします。どう評価し、医師や多職種にどのように報告したらよいのでしょうか。

評価と報告は(1)薬、(2)患者の全体像、(3)多職種連携――の3つの観点か
考えるとわかりやすいでしょう。

更新日:2013/06/19

話が通じない認知症の患者さんへの対応は、どのようにすればよいのでしょうか。

五感を使って患者さんの状態をチェックし、ご家族などの介護をしている方から、
食事、排泄、睡眠、運動、認知機能の5領域について聞き取りましょう。また、患者
さんの身体、環境、心理の状態にも配慮が必要です。

更新日:2013/04/30

在宅で「費用が発生するなら来てもらわなくても構わない」と言われてしまいました。どうしたら良いでしょう。

薬剤師が訪問するメリットを説明し、理解してもらうようにしましょう。

更新日:2013/03/14

玄関先で薬を渡すだけの「在宅」から脱却するにはどうしたらよいでしょうか。

「○○さん(患者さん)にお会いして、きちんとご挨拶をさせていただき、ご様子も
拝見したいので、お邪魔してよろしいでしょうか」とご家族にはっきり話して、家に
入れてもらうようにしましょう。

更新日:2013/02/28

「在宅」は採算が合わないと聞きますが、どうなのでしょうか。

考え⽅と取り組み⽅によって、やりがいと採算の両⽅に関して⼗分に見合ったも
のが得られるように思います。

更新日:2013/01/31

薬剤師が1人しかいない薬局であっても、訪問指導を行うことはできますか。

もちろん可能です。実際に、いわゆる「一人薬剤師」で訪問指導を行っている薬剤
師もたくさんいます。

更新日:2013/01/15

調剤報酬・介護報酬改定で示されている「サポート薬局」と、「16km規制」について教えてください。

2012年4月の調剤報酬・介護報酬改定では、新たにサポート薬局による訪問指導
で在宅患者訪問薬剤管理指導料・居宅療養管理指導費が算定できるようになって
います。 小規模薬局が在宅医療に取り組みやすくするための施策といえます。
16km規制は、患家の近くの薬局が訪問指導を担当することを目的に設けられた
といえるでしょう。

更新日:2012/12/17

訪問薬剤管理指導業務の全体の流れを教えてください。

医師から指示を受けた上で、患者さん、またはご家族に重要事項説明書(介護保
険のみ)に基づいて説明して契約し、訪問薬剤管理指導業務をスタートさせます。
最初に薬学的管理指導計画を作成し、それに基づいて薬学的管理および指導を
行います。さらに、訪問指導を行うたびごとに、医師やケアマネジャー等に報告し
ます。

更新日:2012/11/01

ケアマネジャーや訪問看護師など多職種との連携は、どのようにすればいいのでしょうか?

多職種と連携するためには、こちらからアクションを起こすことが大切です。私
は、多職種連携は「GIVE&TAKE」だと思っています。言葉の順序通り、先に
「GIVE」をして「TAKE」を後にすることがポイントです。声が掛かるのを待つのでは
なく、こちらからアプローチして情報を「GIVE」することから連携が始まります。

更新日:2012/10/15

医師が訪問診療していない患者さんで、正しく服薬できていない方がいます。訪問指導を行って在宅患者訪問薬剤管理指導料や居宅療養管理指導費を算定することはできますか?

はい、算定できます。医師が訪問診療をしていなくても、薬剤師が訪問指導を行
えば、在宅患者訪問薬剤管理指導料や居宅療養管理指導費の算定は可能で
す。ただし、次の要件は満たしてください。

更新日:2012/10/01

介護保険の認定を受けていない方への訪問指導は可能でしょうか?

介護保険認定を受けていない患者さんには、医療保険による「在宅患者訪問
薬剤管理指導料」を算定することができます。今回は、薬剤師の在宅業務に
関する調剤報酬と介護報酬について説明しましょう。

更新日:2012/09/18

薬によるADLやQOLへの影響をチェックするポイントはありますか?

患者さんのADLやQOLに、薬による影響が出ていないかをチェックすることは、薬
剤師の大切な仕事です。チェックの方法として、私は次に説明する「5+5チェック」
をお勧めしています。「5+5」とは、「五感を使ったチェック」と「5領域のチェック」を
示しています。

更新日:2012/09/03

残薬の整理や服薬支援を薬剤師が行うときのポイントは?

服用状況が悪く残薬が多い患者さんに対する支援は、その原因を明らかにする
ことから始める必要があります。なぜ飲まない、飲めないのかを明確にし、理由ご
とに対応策を考えていきます。

更新日:2012/07/17

在宅業務(地域医療)における薬剤師の役割は何ですか?

在宅医療(地域医療)における薬剤師の役割には、3つのステップが考えられま
す。

更新日:2012/06/01

川添哲嗣氏について
南国病院 薬剤部/高知調剤薬局/全国薬剤師・在宅療養支援連絡会 副会長
1967年高知県生まれ。90年神戸学院大学薬学部卒業後、製薬会社、病院薬剤部勤務を経て、98年から薬局を経営。くろしお薬局グループ代表、株式会社メローライフジャパン代表取締役社長、南国病院薬剤部長を経て、現在は同院薬剤部および高知調剤薬局に所属しつつフリーランスとして全国で講演活動などを行っている。
著書に『川添式熱血患者指導術「Do処方、特変ナシ」から脱却せよ!』(日経BP社)などがある。
 
最終更新日:2018/05/01