パソコンワークや立ち仕事、ふと気がつくと猫背になっていませんか。頭が肩より前に出て顎が突き出て、腰から背中にかけて丸くなった姿勢。端から見るとどこかやる気がなさそうな感じで、あまり良い印象を与えません。もちろん見た目だけでなく、体にも悪影響がでてしまいます。こうした姿勢の悪さは筋力の低下が主な原因です。首や背骨にかかる不自然な負荷から肩こりや腰痛を招いたり、消化器をはじめとする内臓機能にも大きな影響を与えることとなります。
 
歳をとると、次第に足が細くなり、おなかには脂肪がついてきます。これは、加齢による筋力の低下が、まず下半身と胴体にあらわれてくるためです。またおなか周りには肺にとっての胸骨のように保護する骨がないため、内臓を守るために筋肉の代わりに脂肪がついてしまうのです。筋肉は10代で発達のピークを迎え、20代から徐々に衰えていきます。日頃から運動をするなど、意識して生活をしていかなければ、当然、筋力は落ちていくのです。
 
筋肉を鍛えるには、腹筋や背筋、胸筋といった、体のコアの筋肉を鍛えることが重要です。そのためには、ダンスの動きを取り入れたエクササイズや、姿勢や骨格のアンバランスを調整する「ピラティス」などのエクササイズがおすすめ。体に余分な負担をかけずに、コアの筋肉を鍛えることで筋力もアップし、正しい姿勢をキープできるようになります。また、それまで負担がかかっていた内臓機能も整い、代謝が高まり、老化防止にもつながります。