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対応が難しい患者さんとのコミュニケーションを井手口直子先生がシチュエーションごとにアドバイスします。服薬指導スキルアップにお役立てください。
長年、通っていて病状が安定している患者さんには、服薬指導の内容がマンネリ化しがちです。つい「調子はどうですか」「検査値はどうでしたか」といった紋切り型の質問が多くなり、患者さんの答えも「まあまあ」とか「特に変わりがない」といったように、毎回同じようになってしまいます。
更新日:2012/12/03
気をつけなくちゃと思ってるんだけど、なかなかねえ」という患者さんの一言は、生活習慣を改善したいのに、それができない自分へのいら立ちを表わしています。患者さんは、「生活習慣を改善しないと、糖尿病のコントロールがよくならない」という現実がわかっていながら、「仕事が忙しくて、自分の生活を変えることができない」という状況との間で板挟みになり、葛藤を抱えています。そのような状態では、薬剤師の叱咤激励は逆効果になってしまいます。
更新日:2012/12/03
まず薬剤師が患者さんの気持ちを汲んだ言葉をかけることが大切です。憤慨している患者さんの気持ちに対して、「そうですよね、何度もお話ししたくはないですよね」「何度も話させてしまって申し訳ございません」といった言葉をかけてみましょう。
更新日:2012/11/15
指示通りに薬が飲めていないことや生活の指示が守れていないことなどを「医師には伝えないでほしい」と言いつつ打ち明ける患者さんは少なくありません。それが、治療にかかわる重要な事柄である場合、どのように対応すればいいのでしょうか。
更新日:2012/11/15
薬局で、「別の病院に通いたい」と訴える患者さんは少なからずいらっしゃいます。しかし、多くの患者さんは、どうしても別の医師に診てもらいたいと思っているわけではありません。薬剤師に相談している時点では、患者さんは迷っていると考えて良いでしょう。
更新日:2012/11/15
「眠れない」と言いながらも「睡眠薬を飲むほどじゃない」と言う患者さんの気持ちはどのようなものでしょうか。本当にたいしたことではないと思っている人もいるでしょう。しかし、「睡眠薬を飲むほどじゃない」と思い込みたいという場合もあります。その背景には、不眠症や睡眠薬に対する誤解があるケースが少なくありません。
更新日:2012/11/15
疾患を受け入れて前向きに治療を受ける気持ちを持ってもらうには、まず患者さんのショックな気持ちを受け止めるようなコミュニケーションが求められます。「自分のつらい気持ちがわかってもらえた」と感じることで、患者さんは積極的に治療を受けたり、生活に気を付けるなど、疾患と向き合えるようになれます。そうすれば、薬剤師の説明も、しっかり聞いてもらえるようになるでしょう。
更新日:2012/11/01
まず母親の持つ葛藤を理解し共感する言葉を投げかけ、不安をしっかりと受け止めるようにしましょう。「わかってもらえた」という気持ちを持ってもらうことで、こちらの話を聞こうという姿勢につながります。
更新日:2012/11/01
抱いている不安の内容や、なぜその不安を持つようになったかなどを聞き取り、明らかにするとともに患者さんの不安な気持ちを受け止めることが大切です。まず、「何かご心配がありますか。」といった言葉で、本人が気にしていることを聞き出しましょう。そして、患者さんの気持ちに共感する言葉を伝えます。その上で、不安や心配を解消するような的確な説明を行いましょう。
更新日:2012/11/01
患者さんが医師への不満を口にしたときには、その言葉を「悪口」と決めつけず、言葉の裏にある患者さんの訴えをよく聞くようにしましょう。「なぜそう思われたのですか」といった言葉で、患者さんが医師とのコミュニケーションの何に困っているかを明らかにします。
更新日:2012/07/17
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